環境を整える

1. 「選ぶ」だけでは足りないかもしれない

前回、「環境を選ぶ」というブログを書きました。自分が置かれている場所を見直すことの大切さについて綴りました。でも最近、こうも思うのです。環境を“選ぶ”だけでは足りないのかもしれない。というのも、「選ぶ」という行為の裏には、“自分ではどうにもできない状況”へのほんの少しの諦めが含まれている時がある気がします。

あるいは、「この場所が悪い」「あの人が嫌だ」と、環境のせいにしてしまう傲慢さが、心のどこかに潜んでいることもある。それでも、もし自分が「違う」と感じる場所をすでに選んでしまっているとしたらどうすればいいのでしょうか。私は、そんな時こそ「整える」という力が必要になると思っています。

2. 本当の「選択」は、選んだあとの関わり方にある

完璧な場所なんて、きっとどこにもありません。たとえ今いる環境に違和感があったとしても、その中で空気を入れ替えたり、光を取り込んだり、 できる範囲で自分の居場所を整えていくことはできる。つまり、選んだあとにどう関わるかが、本当の意味での「選択」なのだと思うのです。

3. 小さな整えが、日々を変えていく

本当に大切なのは、自分の感覚を信じて環境を選んだあと、その場所を自分の手で整えていくこと。空気を入れ替えるように、光を取り込むように、小さな選択と工夫で、自分の居場所は少しずつ変わっていく。整えるというのは、「完璧にする」ことではなく、“自分が心地よく息できる状態”に近づけていくことなのかもしれません。

4. 私の小さな儀式:模様替えと掃除

私自身、1ヶ月に一度くらいのペースでリビングの模様替えをしています。ソファーとテーブルの位置を変えて、掃除をしてそれがいつの間にか恒例行事になりました。決して「飽きたから」ではなく、ソファーの裏に溜まったホコリを取り除きたいから。掃除して位置が変わると、不思議と家事へのやる気が湧いてくるんです。

細かいことだけれど、こうした習慣こそが私にとっての「整える」であり、日々を新鮮に保つための小さな儀式でもあります。

5. 乱れは、心のサイン

環境選びにこだわっている私も、この「整える」という行為は欠かせないと思っています。整えるとは、掃除をしたり、整理整頓をしたり、ときには模様替えをすること。部屋全体を見渡したときに乱れているときは、それは心が乱れているサイン。ゴミを拾って、汚れを拭いて、物を定位置に戻す。それだけで、心の安定を取り戻せることがある。

6. 5回目の引っ越しと、今の「整え」

実は私は、ほぼ1年半に一度のペースで引っ越しをしています。 気づけば東京に来て6年。「次こそは長く住むぞ」と言いながら、もう5回目の引っ越しを検討中です。毎回なにかしらの“都合の悪い出来事”があり、それをきっかけに引っ越してきました。

今の原因は「カビ」。
自分たちでできる限りの対策をしても、クローゼットの中に緑のふわふわが発生してしまうのです。以前の私なら、迷わず即引っ越していたと思います。けれど、今回はこだわって選んだこの環境が、気に入りすぎてどうしても手放したくない。でも執着もしたくない。だからこそ、ここで「整える」を最大限に発揮するつもりです。

今まさにこのブログを書いている横で、家の中では2度目の調査とクリーニングが行われています。これをやってもどうにもならなければ、そのときは引っ越しを本格的に検討します。自分にできる最大限の“整え”を行って、コントロールできない領域に達したら環境を変える。我慢する必要はありません。(カビは体に悪いですしね…笑)

そんな、ちょっとリアルな暮らし事情を曝け出しながらではありますが、今日伝えたかったのは、「選んだら、整えるもセットで必要だよね」という話でした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

7. 今日も、小さな整えから

自分が選んだ環境は、選んだ責任として整えること。それがセットで初めて、自分の居場所は“生きた空間”になるのだと思う。環境は“与えられるもの”ではなく、“つくっていくもの”。
今日も小さな整えから、はじめてみよう。

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