わがまま
なんともわがままなんですが、私は「括られたくない世界」があります。それは「ビジネスマン」という枠です。
ビジネスマンの定義は広く、会社員・経営者・個人事業主・商人など、経済活動をしている人すべてを指します。だから事業をしている私も、立派にビジネスマンです。でも正直、この言葉が好きじゃないんです。
私は今まで写真を撮ることで収入を得てきて、今は映像制作で生計を立てています。どう考えてもビジネスマンなのに、自分の中では「表現者」でありたいんです。例えばYouTuberからアパレルブランドを立ち上げた、あさぎーにょちゃん。会社を動かし、多くのスタッフを抱えながらも、私にとっては「ビジネスマン」ではなく「表現者」に見える。そんな存在が理想です。
世の中には、大きなお金を動かしているのに「ビジネスしてます!」と構えていない人がいます。その流れを感じさせない人に出会うと、本当にすごいなと思います。反対に、ビジネスセミナーのような空気はとても苦手で、最終的に商品売るんでしょうみたいなことを想像すると、自分がやるのは無理だなぁ・・・。
だから私は「ビジネスマン」という枠にはまらないよう、必死で足掻いているのかもしれません。マーケティングを学んだこともありますが、活用しようとすると自分が死んでしまう気がしました(笑)。「売れればいいの?」という疑問が自分の中から溢れ出てきて、毒すら吐きそうになり、驚いたのを覚えています。(内面と一致させてうまく使いこなせたらいいのですが・・・)
これはエゴかもしれません。でも私は「ビジネスマン」ではなく、「表現する人」として存在していたい、そう思うのです。
そして冒頭で使った「わがまま」という言葉。わがままは「我が思うまま」と書きます。本来それは、悪いことではなく、自分の心に正直に生きる姿勢。私はそういう意味を込めて「わがまま」と言いました。
だから最後に、こう伝えたい。
我が思うままに、生きていきましょうね。