運がいい?
スタッフ「原田様、今から走れますか?」
私「えっ?はいっ!!!!走ります!」
そう言われて、私は反射的に走り出した。
今、お盆休みで実家のある長崎に帰省中です。帰省ラッシュの人混みを少しでも避けたい。そしてできれば移動費も節約したい。そんな思いで、かなり早めの8月6日に、まず福岡を経由して長崎へ帰る計画を立てていました。迎えた当日。バスタ新宿から空港行きのバスに乗り、羽田空港へ向かう道中、大渋滞に巻き込まれる…。それでもギリギリ間に合って、まずはラッキー!と胸をなでおろす。ところが、チケットを発券しようとQRコードをかざすと・・・
「このチケットは使えません」
…やってしまったーーーーっ。なんと、福岡→羽田の便を間違えて予約していたのです。乗りたかった時間の福岡行きは存在していて、急いでカウンターへ行くと、「あいにく本日は全便満席でして…。16時の便ならキャンセル待ちできます。金額は43,000円です」
うっっっっっっ。
私、何のために今日移動してるんだっけ? 混雑を避けたい。そして少しでも節約したかったはず…。一旦冷静になろうとカウンターを離れ、夫に電話。なぜか入浴中の夫に「マイルで乗れる?」と聞くと、「うーん、できないと思う」と一言。そうだよなぁぁぁぁ。(分かってたけど・・・)
「わかった! 自分で決める!」そう言い放って電話を切り、カウンターへ戻る。「16時のキャンセル待ちでお願いします!」なぜなら、この日から会う予定の友達が待ってくれていたから。どうしても行きたかった。16時まで待って乗れなければ仕方ない。遅れる連絡もしなきゃ…と3〜4時間遅れを覚悟していたそのとき、
「原田様、今から走れますか!?」状況はわからないけど、「走ります!」と即答。
聞けば、乗りたかった13:45発の便に、たった今、キャンセルが出たとのこと。最速で荷物検査を通過し、ダッシュで搭乗口へ。しかも、私はいつも窓側で羽が遠い席が好き(ただのわがまま)。この日は、なんと前から2列目・窓側という神がかった席!そして、何事もなかったかのように友達と合流できました。
この経験で感じたこと。
いったん迷っても、ぐるっと一周して判断したことで引き寄せられる運命がある。何が起きても、私はいつもラッキーでなんとかなる。お金は節約したかったけれど、それ以上にハッピーな時間が訪れることもある。迷うことを手放せば、1分1秒の差が幸運を運んでくれる。そんな信じる力がまたひとつ増えました。基本的に、私はいつもラッキー!
…その後、福岡で大雨に見舞われ、電車を途中で降ろされる事態に。長崎まで帰れるのかと心配したけれど、たまたま早朝始発の指定席が空いていて、無事に到着。
ホッとした気持ちで、この文章を綴っています。
元々とっていた飛行機の金額は13,000円。だったのでほんとに少しだけ悔しいけど次からは間違えないようにダブルチェックちゃんとします。お金は必ず自分で取り返す!!!!!!!
ちゃんちゃん。