きっかけを。

新年あけましておめでとうございます。

2026年のはじまりに、
ひとつ大切なお知らせがあります。

これまでKAKU-DO°のブログは、
メンバーの方だけが読める場所として
運営してきましたが、

2026年からは、
誰でも読める形へと切り替えました。

これから書くものだけでなく、
これまで私がKAKU-DO°の中で
綴ってきたブログも、すべて公開します。

今日はその理由と、あらためてKAKU-DO°が
どんな場所でありたいのかを、
少し丁寧に書いてみようと思います。

今回、
ブログをひらくことにした理由は、
とてもシンプルです。

「もっと広げたい」と思ったからです。

ここで言う「広げたい」は、
数字や規模を追いかけたい、
そういうことではありません。

この場所を必要としてくれる人に、
きちんと届く形で続けていきたい。

そのために、知ってもらい、
関わってもらう人を、少しずつ
増やしていきたいと思いました。

今、苦しさや
生きづらさを抱えている人。

言葉にできない気持ちを、
ひとりで抱えている人。

「このままでいいのかな」と、
ふと立ち止まっている人。

KAKU-DO°が、そんな人にとって、
人生のどこかで立ち寄れる居場所に
なれたらと思っています。

「心のままでいられる居場所」を通して、
豊かな人生を送ること。
そして日常の中に、
「空白のページ」を一枚用意し、
ワークや手紙、会話の形で、
静かに手元に残る時間をつくる。

それが、KAKU-DO°です。

だからこそ、扉をひらく決断をしました。

2024年に大腸がんが発覚し、
治療を行ってきました。

今月で、抗がん剤治療を
終えてちょうど一年になります。

治療中の私は、先の見えない不安や
身体のつらさ、どう扱えばいいのか
わからない感情を、たくさん抱えていました。

その中で、私を支えてくれたのが
「書くこと」でした。

誰かに見せるためでもなく、
上手にまとめる必要もなく、
ただ今の自分をそのまま書く。

書くことで、何が怖いのか、
何を大切にしたいのか、
どこまでなら進めそうなのかが、
少しずつ見えてきました。

KAKU-DO°は、
そんな私自身の体験を土台にして
生まれた場所です。

これまで書いてきたブログには、
迷いながら、立ち止まりながら、

それでも言葉を残してきた
その時々の私が、
そのまま残っています。

KAKU-DO°の中には、
朝会という時間があります。

決まった時間に集まり、
短い問いをもとに静かに書く。
その後、話す人もいれば、
聞くだけの人もいます。

正解を出す場ではなく、
前向きな言葉を
求める場でもありません。

書くことを、前向きに、
日常的に取り入れる時間です。

また、毎月メンバー全員に
書便を発送しています。

そこには、コラムと
毎月のワークを同封しています。

書いたことをもとに、
手紙を送り返してくれて、
やり取り(文通)を続けている人たちもいます。

画面越しではなく、文字を選び、
書き、封をして、待つ時間。

そこには、急がない対話と、
深く考える余白があります。

さらに、
毎月のワークを手に取り、
誰とも言葉を交わさず、
静かに書く時間を
大切にしている人もいます。

声に出さなくても、共有しなくても、
ただ書くことで自分を整えている。

どんな関わり方も、大切にしています。

朝会も、
書便も、
毎月のワークも。

どれも共通しているのは、
自分の言葉で生きるということを、
誰かと共にしている、という感覚です。

もしこのブログを読んで、
KAKU-DO°をひとつの居場所として
選んでもらえたら、
それ以上に嬉しいことはありません。

関わり方は、自由です。

対話や文通をしてみたい方は、
メンバーとして参加してもらえたら
嬉しいですし、

ブログにコメントを残す、
ただ読むだけ、という関わり方でも
構いません。

「こう参加しなければいけない」
という形は、ここにはありません。

自分が心地いい距離で
関わってもらえること。

それが、この場所を
つくった意味だと思っています。

KAKU-DO°は、何かを変えることを
強いる場所ではありません。

ただ、自分の人生を
自分の言葉で
確かめるための場所でありたい。

その過程を、ひとりで
抱え込まなくていい場所でありたい。

このブログを通して、これまで
積み重ねてきた言葉も含めて、

KAKU-DO°の空気や温度が、
必要な人のもとに届きますように。

2026年も、自分のペースで、
丁寧に言葉を残していきます。

過去に書いたブログも、ゆっくり
目を通してもらえたら嬉しいです。

本年も、どうぞよろしくお願いします。
原田 萌奈美
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